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出典: Uimwikija
[編集] uimの入手
[編集] リリース版
ソースコードをダウンロードしてきます。これにはコアライブラリ、各種モジュール、ブリッジ、ツール群、アイコンやドキュメントなど一式が同梱されています。
ソースコードをダウンロードしてきたら展開しましょう。
$ tar xvzf uim-x.x.x.tar.gz
展開したら、uimのソースツリーのトップレベルに移動して、configureスクリプトを実行します。
$ cd uim-x.x.x $ ./configure
以下は標準で無効になっているので、必要であれば明示的に指定してください。
- --enable-debug (デバッグ情報を埋め込む)
- --enable-backtrace (Backtraceを出力する)
- --enable-dict (uim-dict-gtkのビルド)
- --enable-anthy-static (uim-anthyのスタティックビルド)
- --enable-anthy-utf8-static (UTF-8版uim-anthyのスタティックビルド)
- --with-anthy-utf8 (UTF-8版uim-anthyをビルド)
- --with-canna (uim-cannaのビルド)
- --with-wnn (uim-wnnのビルド)
- --with-sj3 (uim-sj3のビルド)
- --with-scim (uim-scimのビルド)
- --with-qt (各種Qt版ツールのビルド)
- --with-qt-immodule (uim-qtのビルド)
- --with-qt4-immodule ([uim-qt4]のビルド)
- --with-eb (EBライブラリのサポート)
各ブリッジ、モジュール、ツール群をビルドするために、以下が要求されます。
- iconv
- gettext (>= 0.12)
- pkg-config
- Anthy (>= 7802 推奨)
- uim-anthy
- uim-dict-gtkのAnthy個人辞書サポート
- Canna
- uim-canna
- uim-dict-gtkのCanna個人辞書サポート
- wnnsdk
- sj3 >= 2.0.1.21
- Mana (>= 0.2.0 推奨)
- PRIME >= 0.8.5.2
- m17n >= 1.3.1
- curses
- X11
- GTK+ >= 2.4
- uim-gtk
- uim-toolbar-gtk (uim-toolbar)
- uim-toolbar-gtk-systray (uim-toolbar)
- uim-pref-gtk (uim-pref)
- uim-input-pad-ja
- uim-dict-gtk
- uim-candwin-gtk (uim-xim)
- gnome-panel
- intltool >= 0.35.2
- uim-applet-gnome (uim-toolbar)
- Qt >= 3.3.2, << 4.0
- uim-toolbar-qt
- uim-pref-qt (uim-pref)
- uim-chardict-qt
- uim-candwin-qt (uim-xim)
- immodule for qtのパッチを当てたQt
- kdelibs
- uim-appnet-kde (uim-toolbar)
- qt-x11 >= 4
- libedit
- uim-shの行編集、コマンド履歴サポート
- EB >= 4
- 電子辞書を利用した注釈表示
- libnotify >= 0.4
- knotify >= 3
- 警告メッセージの通知
configureスクリプトを正常に実行できたら、makeでコンパイルを行います。
$ make
makeが終わったら、suコマンドでrootになってからmake installしましょう。
$ su # make install
標準では/usr/local以下にインストールされますが、このディレクトリにあるライブラリは標準では検索されません。 /etc/ld.so.confに/usr/local/libという行を追加して、ldconfigを実行する必要があります。
更にuim-gtkを利用するには、GTK+2のimmoduleファイルを生成する必要があります。
# gtk-query-immodules-2.0 > /etc/gtk-2.0/gtk.immodules
もしGTK+2と異なるディレクトリにuimをインストールした場合は、明示的にim-uim.soファイルを指定してください。
# gtk-query-immodules-2.0 /usr/local/lib/gtk-2.0/immodules/im-uim.so > /etc/gtk-2.0/gtk.immodules
[編集] 開発途中版
リリース版では生ぬるい、もっと新しいuimが使いたい、というチャレンジャーな方は、開発途中版のuimを入手できます。たまにコンパイルが通らなかったりすることがあるかもしれませんけれど。
Subversionがインストールされているなら
$ svn co http://uim.googlecode.com/svn/trunk uim-trunk
で完了です。同期させるなら、uimのソースツリーのトップレベルディレクトリで
$ svn up
とするだけでOKです。
uimのソースツリーを取得したら、ソースツリーのトップレベルディレクトリに移動して、make-wc.shスクリプトを実行してください。
$ cd uim-trunk $ LC_MESSAGES=C ./make-wc.sh
実行するには以下が必要です。
- Autoconf >= 2.60b (2.61推奨)
- Automake >= 1.10
- Libtool >= 1.5.22
- intltool >= 0.35.2
- GNU make
- Perl
- Ruby
- librsvg
- AsciiDoc
- ed
ビルドオプションも同時に指定できます。
$ LC_MESSAGES=C ./make-wc.sh --enable-debug --enable-backtrace
後の作業はリリース版と同じです。 makeでコンパイルしてください。
[編集] ミラーリポジトリ
大橋さんがMercurialによるミラーリポジトリを提供してくださっています。
- http://ohac.pun.jp/hg/uim-trunk
- http://ohac.pun.jp/hg/uim-sigscheme
- http://ohac.pun.jp/hg/uim-libgcroots
[編集] パッケージャとシステムインテグレータの方々へ
- "--enable-debug"や"--enable-backtrace"をつけてコンパイルするとuimが極端に重くなります(これは実際にはSigschmeインタプリタが原因です)。ライブラリを提供する場合は通常これらのオプションを指定しないでコンパイルしてください。
- uimのソースコードに含まれているSigSchemeを用いるようにし、別途提供されているSigSchemeのパッケージに依存させるような形にはしないでください。libuimが提供するSigSchemeインタプリタはlibsscmをリンクしていないこと、またlibtoolの-export-symbolsやldのバージョンスクリプトによる環境依存のシンボルのエクスポート機能によりSigScheme固有のシンボルを外部利用することはできないようになっているためlibsscmとの競合が起きません。
- libuimはSigSchemeを組み込んでいるにもかかわらず、libgcrootsとリンクしています。またlibgcrootsはSigScheme同様にuimのソースコードに含まれていますが、別々のパッケージとして提供されているlibsscmとlibuimはlibgcrootsに依存しているため、本来であればlibgcrootsも別々に管理されるべきものです。'--with-libgcroots=install'をconfigureのオプションに加えることで、uimのソースコードに含まれるlibgcrootsは無効となりコンパイル・インストールは行われません。
- GCに起因するバグ修正が必要となる場合には、GC保護APIの変更によりlibuimのABIとlibtoolのso versionは更新されていくこととなります。
- uim-m17nlibでは、'uim-m17nlib-relink-icons'コマンドがm17n-dbが提供するアイコンをインポートするためのものとして用意されています。m17n-dbが更新された場合はこのコマンドを実行するようにしてください。ユーザがこのコマンドを利用可能にするか、パッケージのpost-installスクリプト内部で実行させる形にさせるかどうかはパッケージメンテナ・システムインテグレータの裁量に任せます。
[編集] uimの設定
[編集] Xの起動スクリプトへの追加
環境に合わせて~/.xsessionや~/.xinitrc、~/.gnomerc、~/.xprofileあたりに
GTK_IM_MODULE=uim ; export GTK_IM_MODULE QT_IM_MODULE=uim ; export QT_IM_MODULE uim-xim & XMODIFIERS=@im=uim ; export XMODIFIERS
を追加してください。
[編集] Emacs/XEmacsの設定ファイルへの追加
環境に合わせて~/.emacsや~/.xemacs/init.elあたりに
(require 'uim) (global-set-key "\C-o" 'uim-mode)
を追加してください。この例ではCtrl+oでuim.elブリッジが起動します。
[編集] 標準の入力方式を指定
uim-prefで設定できます。
$ uim-pref-gtk (もしくはuim-pref-qt)
- 起動したら、「全体設定」→「入力方式の利用準備」→「標準の入力方式を指定」のチェックボックスにチェックを入れます。
- そのすぐ下の「標準の入力方式」に、希望の入力方式をセットしてください。
- もし「標準の入力方式」の中に、希望の入力方式が見つからなければ、更にその下の「使用可能にする入力方式」の「編集...」ボタンを押して、左の有効アイテムに希望の入力方式を追加してください。
- そこにも希望する入力方式が見つからない場合、その入力方式はインストールされていないのかもしれません。確認してみてください。
標準の入力方式を指定していない場合、システムのロケールに従った入力方式を選択されます。例えば日本語ロケール (ja_JP) であれば、日本語関係の入力方式が自動で選択されます。
[編集] OS別のインストール例
[編集] Arch Linux
- Input Japanese using UIM (English)
- http://wiki.archlinux.org/index.php/Input_Japanese_using_UIM_(English)
- Arch Linux - Package Details - uim
- http://archlinux.org/packages/6851/
[編集] CentOS
Karan.Orgにあるようですが、詳細不明。
[編集] Debian GNU/Linux
表さんにより公式パッケージが提供されています。アーカイブが細かく分割されているので、インストールし忘れには注意しましょう。
- libuim3、uim-common、uim-utils、libuim-dataすべて
- uim-gtk2.0、uim-xim、uim-fep、uim-elの内のどれか
- 好みでuim-anthy、uim-canna、uim-m17nlib、uim-prime、uim-skk、uim-applet-gnomeなどを
とりあえずはuimダミーパッケージを利用するとよいでしょう。
インストールするには
# aptitude install uim uim-anthy
を実行してください。
設定はim-switchが自動で行いますが、標準ではすべてuim-xim経由で入力されます。 uim-gtkやuim-qt経由で入力したい場合は/etc/X11/xinit/xinput.d/uim*の中身を
GTK_IM_MODULE=uim QT_IM_MODULE=uim
に書き換えてください。
sargeでは
- libuim0、uim-common、uim-utilsすべて
- uim-gtk2.0、uim-xim、uim-fepの内のどれか
- 好みでuim-anthy、uim-canna、uim-m17nlib、uim-prime、uim-skk、uim-applet-gnomeなどを
後は環境に合わせて~/.xsessionや~/.xinitrc、~/.gnomerc、~/.xprofileあたりに
GTK_IM_MODULE=uim ; export GTK_IM_MODULE QT_IM_MODULE=uim ; export QT_IM_MODULE uim-xim & XMODIFIERS=@im=uim ; export XMODIFIERS
を追加してください。
[編集] Fedora
FedoraではFedora Extrasに含まれています。
- uim
- uim-anthy
- uim-canna
- uim-devel
- uim-el
- uim-el-common
インストールするには
# yum install 'uim*'
を実行してください。
FC6の場合、im-chooserを利用してuimに切り替えます。
FC5以前でuimに切り替えるには、system-switch-imもインストールしてください。
# yum install system-switch-im
そしてsystem-switch-imで入力メソッドをuimへ切り替えます。
# system-switch-im
「高度な設定」→「Japanese - 日本語」と進み、入力メソッドに「uim」を選びます。後は再ログインすれば使えるようになります。
[編集] FreeBSD
FreeBSDではPortsに入っています。
portsupgradeを導入しているなら
# portinstall textproc/uim
とするとインストールされます。
依存関係でm17n-libがインストールされます。 Options for m17n-libでAnthy supportとIspell supportが選択できます。
uim-skkを利用したい場合,skk-jisyoをインストールします。
# portinstall japanese/skk-jisyo
[編集] Gentoo Linux
Portageでebuildが提供されています。
# emerge uim
とするとインストールされます。
インストール前には、各USEフラグを確認してください。例えばuim-anthyを使うならanthy USEフラグを設定しておく必要があります。USEフラグを設定しなければAnthyがインストールされていてもuim-anthyは使用できません。 (ただしuim-skkについてはapp-i18n/skk-jisyoをインストールするだけで使用可能です。)
uimで使用可能なUSEフラグは、「-pv」オプション等で確認してください。
# emerge -pv uim [ebuild R ] app-i18n/uim-1.4.1 USE="X anthy gnome gtk kde ncurses nls qt3 -canna -eb -emacs -libedit -m17n-lib -prime" LINGUAS="ja -ko -zh_CN" 0 kB
uim-ximをアンチエイリアスなしで使う場合、LINGUASで日本語を設定(LINGUAS=ja)してからインストールしてください。必要となるフォントが自動的にインストールされます。
後は環境に合わせて~/.xsessionや~/.xinitrc、~/.gnomerc、~/.xprofileあたりに
GTK_IM_MODULE=uim ; export GTK_IM_MODULE QT_IM_MODULE=uim ; export QT_IM_MODULE uim-xim & XMODIFIERS=@im=uim ; export XMODIFIERS
を追加してください。
[編集] Mac OS X
- Fink
- http://pdb.finkproject.org/pdb/package.php/uim
- MacPorts
- http://lapangan.net/darwinports/index.php?PrivatePortfile%2Fuim
- uim一本で全ての入力
- http://www.d1.dion.ne.jp/~irino/osx/uim.html
- HowTo/日本語環境構築
- http://lapangan.net/darwinports/index.php?HowTo%2F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E7%92%B0%E5%A2%83%E6%A7%8B%E7%AF%89
[編集] Maemo
- Maemo CJK Support
- http://maemocjk.garage.maemo.org/
[編集] Mandriva Linux
Mandriva 2007.0にはオフィシャルパッケージがあります。アーカイブが分割されているので、インストールし忘れには注意しましょう。
- uim、libuim1すべて
- uim-gtk、uim-qtimmoduleのどちらか
- 好みでuim-qtなど
インストールするには
# urpmi uim libuim1 uim-qtimmodule uim-qt
を実行してください。
[編集] Momonga Linux
Momonga 3/4にはオフィシャルパッケージがあります。アーカイブが細かく分割されているので、インストールし忘れには注意しましょう。
- uim
- uim-xim, uim-fep, uim-emacs, uim-gtk, uim-qtimmoduleの内のどれか
- 好みでuim-anthy, uim-canna, uim-prime, uim-skk, uim-applet, uim-qtなどを
インストールするには
# yum install uim uim-gtimmodule uim-anthy uim-qt
を実行してください。
[編集] NetBSD
pkgsrcに入っています。
# cd pkgsrc/inputmethod/uim # make install clean
とすると、インストールされます。
インストールオプションはPKG_OPTIONS.uim変数を設定することで変更します。/etc/mk.confに設定するか、
# env PKG_OPTIONS.uim='anthy eb qt' make install clean
などとして下さい。デフォルトは、anthy cannaです(options.mk参照)。
[編集] OpenBSD
- http://www.openbsd.org/4.1_packages/i386/uim-1.2.1p2.tgz-long.html
- http://www.openbsd.org/4.1_packages/i386/uim-gtk-1.2.1.tgz-long.html
- http://www.openbsd.org/4.1_packages/i386/uim-qt-1.2.1.tgz-long.html
[編集] OpenSolaris
[編集] PC-BSD
[編集] Plamo Linux
Plamo 4.2ではcontribにあるようです。設定方法などはuim-memo.txtに書かれていますし、便利なパッチが適用されています。
[編集] Slackware Linux
Slackware 12.0ではSlackware Add-on package Projectでuimのパッケージが配布されています。
[編集] SUSE Linux
openSUSE 10.2にはオフィシャルパッケージがあります。アーカイブが細かく分割されているので、インストールし忘れには注意しましょう。
- uim
- uim-devel
- uim-gtk2
- uim-qt
[編集] Vine Linux
4.0にupgradeしたらuimが動かなくなったという方を多数見かけますので、注意してください。
Vine 4.0ではVine Plusに含まれています。アーカイブが細かく分割されているので、インストールし忘れには注意しましょう。
- uim
- uim-gtk、uim-xim、uim-fep、uim-el、uim-qt-immoduleの内のどれか
- 好みでuim-anthy、uim-canna、uim-mana、uim-skk、uim-qt、uim-appletなどを
インストールするには
# apt-get install uim uim-gtk uim-anthy
を実行してください。
次に setime を実行してください。
$ setime uim
後は再ログインすれば使えるようになります。
[編集] Windows (Cygwin)
[編集] Zaurus
- http://sourceforge.jp/projects/openzaurus-ja
- http://pdaxrom.sourceforge.jp/feed/
- http://www.focv.com/ipkg/
[編集] Zenwalk
- Japanese Language Input under Zenwalk
- http://wiki.zenwalk.org/index.php?title=Japanese_Language_Input_under_Zenwalk
